ナガミヒナゲシについて
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担当:住民福祉課 / 掲載日:2024/04/26
生態
ヨーロッパ地中海沿岸原産の一年草で、高さ20~60cmほどに成長し、4月頃~6月頃に道端や空き地などで直径3cmほどの淡いオレンジ色のヒナゲシやポピーに似た花を咲かせます。
1個体から最大15万粒の種ができ、繁殖力が強く爆発的に広がる恐れがあります。
現在、環境省が駆除対象として指定する特定外来生物ではありませんが、自宅の庭や自己所有の敷地等に生息したいた場合は、他の植物の育成を妨げる成分を根から出すことから注意が必要です。
また、アルカロイド性の有毒物質を含んでいるため、素手で茎に触ったり、折ったりすると手がかぶれる恐れがあります。素手ではさわらないようにしてください。
駆除方法
駆除を行う場合には素手で触らないように長袖の服や手袋を着用して作業してください。
(1)手作業で丁寧に引き抜く
未熟な種でも発芽力があるため、実がある場合は慎重に抜き取ってください。
(2)ビニール袋(ごみ袋)等に入れ、2~3日天日干しにして枯死させる
(3)ビニール袋(ごみ袋)等で密閉したまま一般ごみとして処分する
駆除の注意点
・草刈り機や鎌などの使用は避ける
草刈り機や鎌を使うとナガミヒナゲシの茎が左右に大きく揺れて実がこぼれ落ちてしまい種が広がる恐れがあります。抜いても抜ききれない場合は、刈らずに除草剤を使用してください。
・作業時は必ずゴム手袋や軍手を着用する
ナガミヒナゲシの茎や葉には植物毒であるアルカロイド性の有毒物質が含まれています。除草中にアルカロイドを含む黄色い汁が手につくと、かぶれやただれを起こす恐れがあります。足や腕に汁が付着する場合もあるため、露出の少ない服装で作業を行うようにしてください。
住民福祉課 〒781-6402 高知県安芸郡奈半利町乙1659-1 Tel:0887-38-4012